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ドラッグストアと他業界の違いは?
6つの業態と比べて見つける就活の軸

「小売業界を比較していても、どこが違うのかよくわからない」。就活でよくある悩みのひとつです。このページでは、ドラッグストアと比較されることの多い6業態を同じ視点で並べました。それぞれの業界で働くメリットと違いを知れば、志望理由は自然と見えてくるでしょう。

まずは6業態とドラッグストアの違いを一覧で比較

全体像から見ていきましょう。就活でドラッグストアと並べて検討されることの多い6業態を、4つの視点でまとめた表です。比べるときに見るのは、扱う商品ではなく働き方の4つの視点です。

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業態 届ける価値 お客様との
関わり方
提案の自由度 取得できる公的資格
ドラッグストア 美容と健康 継続・提案型 高い 登録販売者
スーパーマーケット 日常・短時間 中程度 -
コンビニエンスストア 便利さ 高頻度・短時間 標準化 -
ホームセンター 住まい 目的来店・相談型 中~高 -
家電量販店 快適さ 検討伴走型 中~高 -
ホテル・ブライダル 非日常 一度きり・特別 中程度 -
調剤薬局・医療事務 医療の安心 受付・確認中心 限定的 医療事務

表の業態名をタップすると、その業態の詳しい解説に移動します。

この5つに自分の言葉で答えられれば、志望する業態には理由が生まれます。面接で「なぜこの業態なのか」と聞かれたときの答えにもなります。

小売業界の中でのドラッグストアの立ち位置

市場規模は10兆円超!生活インフラとしての存在感

百貨店やコンビニ、スーパーがそれぞれの役割を担うなかで、近年とくに販売額を伸ばし続けているのがドラッグストアです。医薬品や化粧品にとどまらず食品・日用品まで扱うようになり、生活インフラとしての位置を確立して市場規模は10兆円を突破しました。

伸び続けている理由は、扱う商品の性格にあります。医薬品や日用品は暮らしが続くかぎり必要とされるため、来店の理由が途切れません。高齢化とセルフメディケーションへの関心の高まりも、店舗に相談が集まる流れを後押ししています。

就職先を選ぶ視点で言えば、この点はキャリアの選択肢の広さに直結します。市場が縮む業態では店舗や役職の数そのものが減りますが、拡大が続く業態では新しい役割が生まれ続けます。

参照元:日本経済新聞(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD284XA0Y4A021C2000000/

高粗利商品×集客商品というハイブリッド構造

ドラッグストアの事業は、性格の異なる2種類の商品を組み合わせています。医薬品や化粧品のように専門知識が必要で利益率の高い商品と、食品や日用品のように何度も足を運ぶ理由になる商品です。

前者だけでは来店頻度が上がらず、後者だけでは利益が確保しにくい。両方を同じ店舗に置くことで、集客と収益が同時に成り立ちます。

この構造は仕事の中身にも直結します。頻繁に来店されるお客様と顔を覚えあう関係が生まれ、そのうえで相談を必要とする商品を扱う。来店頻度の高さと専門的な相談対応が、同じ売場で同時に起こるのがドラッグストアです。このあと比べる6業態は、どれもがこの両方を持っているわけではありません。

では、その両方を持たない業態では、どんな働き方になるのでしょうか。ここからは6つの業態を性格の近いものごとに分けて、それぞれの業界で働くメリットと、ドラッグストアとの違いを見ていきます。どの業態が優れているかではなく、自分に合うかどうかを確かめる材料として読んでみてください。

食と日常を支える|スーパーマーケット・コンビニエンスストア

毎日の暮らしにもっとも近いところで商品を届ける業態です。ドラッグストアと同じく来店頻度が高く、食品や日用品を扱う点でも重なります。違いが出るのは、関わり方の深さです。

スーパーマーケット
地域の食卓を支え、生鮮の技術が身につく

青果、精肉、鮮魚、総菜、グロサリーといった部門に分かれ、配属された部門の商品知識と加工技術を身につけていくのが基本の流れです。

売場づくりと発注は担当部門の中で任されるため、何をどれだけ仕入れるかという判断が、その日の売上と廃棄に直接返ってきます。天候、季節、地域の行事によって売れ方が大きく動くので、需要を読む精度が問われる仕事です。価格競争が激しい業態でもあり、鮮度管理とロスの抑制が利益を左右します。

キャリアは部門チーフから店長、その先にバイヤーという道筋が中心です。

スーパーマーケット業界のメリット

他の小売にはない技術と、数字を動かす経験が同時に手に入ります。

スーパーマーケット業界に向いているのはこんな人

商品そのものへの興味が、そのまま仕事の面白さにつながる業態です。

ドラッグストア業界と比較すると…

来店頻度の高さは共通していますが、そこで交わされる言葉の中身が違います。スーパーの主役は商品と売場で、お客様との接点は短時間で完結することが多くあります。

ドラッグストアには医薬品や化粧品という相談を必要とする商品があるため、短い接点でも体調や肌の悩みに踏み込んだ会話が生まれます。

商品を軸に売場をつくりたいならスーパー、人の悩みを軸に提案したいならドラッグストアという分かれ方です。

コンビニエンスストア
店舗運営のすべてが凝縮され、検証サイクルが速い

小さな商圏を対象に、長時間営業による利便性を強みとする業態です。発注、品出し、接客、清掃、スタッフの管理まで、1店舗の運営に必要な機能がすべて凝縮されているため、店を回す力が短期間で身につきます。

来店頻度が非常に高く、発注の精度がそのまま売上に表れるので、仮説を立てて翌日に結果を確かめられる速さが特徴です。運営が標準化されているぶん接客は短時間で完結し、客単価も低めになります。

直営店で店長を経験したのち、加盟店を支援するスーパーバイザーへ進む道筋が一般的です。

コンビニエンスストア業界のメリット

店舗経営の基礎を、もっとも短いサイクルで学べる環境です。

コンビニエンスストア業界に向いているのはこんな人

接客そのものより、店を動かす仕組みに面白さを感じる方に合います。

ドラッグストア業界と比較すると…

どちらも高頻度で通ってもらえる店ですが、一回の接点に込められる中身が違います。コンビニは正確さと速さが評価につながり、売場を自分で組み立てる余地は限られます。

ドラッグストアは季節に合わせた売場の展開や販促物の作成まで現場の判断で動かせるうえ、相談を受けて提案する時間もあります。

効率よく回す力を磨きたいならコンビニ、頻度と深さの両方を求めるならドラッグストアが近い選択です。

住まいと暮らしを支える|ホームセンター・家電量販店

日々の消費とは性格の異なる商品を扱う業態です。来店頻度は高くありませんが、お客様は目的を持って訪れるため一件の相談が深くなります。違いが出るのは、同じ人と再び会える機会の多さです。

ホームセンター
用途や施工まで踏み込んだ相談に応えられる

住まいの補修、DIY、園芸、ペット、カー用品と扱う領域が広く、お客様は「これを直したい」「こう仕上げたい」という具体的な課題を持って来店されます。そのため商品の場所を案内するだけでなく、用途や施工方法まで踏み込んだ相談を受けるのが日常です。

職人などのプロが顧客に含まれる店舗もあり、知識を深めれば頼られる存在になれます。売場が広いため展示提案の幅も大きく、工夫が形になりやすい環境です。

一方でお客様の来店頻度はあまり高くなく、重量のある商品を扱う場面もあります。

ホームセンター業界のメリット

専門知識が、そのまま接客の質に変わる業態です。

ホームセンター業界に向いているのはこんな人

ものや住まいへの好奇心が強い方ほど、知識が積み上がりやすくなります。

ドラッグストア業界と比較すると…

相談を受けて提案するという点は、ドラッグストアとよく似ています。違うのは次に会えるまでの間隔です。住まいや工具の買い物は必要が生じたときだけなので、同じお客様と関係を積み重ねる機会は多くありません。

ドラッグストアでは何度も来店されるため、以前に提案した商品の感想を直接うかがえたり、季節ごとに変わる悩みに寄り添えたりします。

一件を深く仕上げたいならホームセンター、同じ人と長く関わりたいならドラッグストアです。

家電量販店
高額商品の検討に伴走し、提案力が磨かれる

価格帯の高い商品を扱うため、一件の接客に時間をかけてお客様の検討に付き添います。スペックを比較しながら使用する場面を聞き取り、周辺機器や設置工事、保証まで含めて組み立てる提案型の接客が中心です。

商品知識の深さがそのまま提案力に直結するので、学んだことが成果として跳ね返ってくる手応えがあります。

技術の入れ替わりが早いため知識の更新は継続的に必要で、価格や在庫の状況、メーカーから派遣される販売員の存在など、自分の裁量の外にある要素が結果に影響する場面もあります。

家電量販店業界のメリット

一件ごとの提案の重みが大きく、成果が見えやすい業態です。

家電量販店業界に向いているのはこんな人

ひとつの分野を掘り下げることが好きな方に向いています。

ドラッグストア業界と比較すると…

専門知識をもとに提案するという構造は共通しています。分かれるのは提案したあとを知れるかどうかです。家電の買い替えは数年に一度のため、購入後にそのお客様と再び接する機会は多くありません。

ドラッグストアでは「あれが良かった」「今度はこんな症状で」と続きを聞ける関係になります。

一件の提案を深く仕上げたいなら家電量販店、提案の結果まで見届けたいならドラッグストアという違いです。

非日常のおもてなし|ホテル・ブライダル

人に寄り添う仕事を志す方が、ドラッグストアと並べて検討することの多い業態です。方向性は対照的で、比べるとドラッグストアの立ち位置がはっきり見えてきます。

人生の節目に立ち会い、特別な一日を届ける

宿泊、婚礼、宴会など、日常から離れた時間を提供するのがこの業態の役割です。ブライダルの場合、プランナーとして数か月から一年ほどお客様に伴走し、当日を迎えます。

おもてなしの水準が高く求められるため、接遇の型や語学が徹底して身につきます。当日は複数の部署が連携して一つの場をつくり上げるので、チームで動く力も養われます。

一方で、お客様との関わりは一度きり、あるいは限られた期間で完結することが基本です。

ブランドとして定められた基準に沿って動く場面も多く、勤務はお客様の予定に合わせた形になりやすい傾向があります。

ホテル・ブライダル業界のメリット

接客の質そのものを、もっとも高い水準で学べる環境です。

ホテル・ブライダル業界に向いているのはこんな人

準備を積み上げて一日に懸ける仕事の性質に、共感できるかが分かれ目です。

ドラッグストア業界と比較すると…

ホテル・ブライダル業界はおもてなしの密度は高い一方、その関係は一度きりで完結しがちです。一方ドラッグストアは特別な一日ではなく、日常の中で同じ方と関わり続ける仕事です。

決められた基準に沿って動く場面が多いホテルに対し、ドラッグストアは売場づくりから提案の中身まで現場の裁量が広くなります。

一日に懸けるおもてなしか、日常に積み重ねる関わりか。ここが選択の分かれ目です。

医療を支える|調剤薬局・医療事務

健康に関わる仕事かつ医薬品を取り扱うという点で、ドラッグストアと並べて検討されることの多い業態です。同じ医療の領域にありながら、仕事の中身は大きく異なります。

医療の入り口として、患者様を迎える

受付、処方箋の確認、保険証の確認、保険請求(レセプト)、会計といった業務を担い、薬剤師の調剤を事務の面から支える役割です。医師の処方に応じるビジネスモデルであるため経営は比較的安定しており、地域の患者様と継続的に顔を合わせる関係も生まれます。

求められるのは何よりも正確さで、保険請求の知識は専門性として蓄積されていきます。一方で物販の要素は少なく、自分で売場をつくったり、商品を提案したりする場面は限られます

継続して来局される患者様がいても、交わされる会話は処方内容の確認が主になります。

調剤薬局・医療事務業界のメリット

医療に関わる専門性を、事務の側から身につけられます。

調剤薬局・医療事務業界に向いているのはこんな人

正確さを積み上げることに価値を感じられるかどうかが基準になります。

ドラッグストア業界と比較すると…

同じ方と継続的に会えるという点は共通しています。異なるのは自分から提案する余地の大きさです。

調剤事務は処方箋という前提の上で正確に業務を進めますが、ドラッグストアでは自ら売場をつくり、会話の中から悩みを引き出して解決策を提案します。

医療の知識を活かしながら、自分の判断で提案までしたいと考えるなら、ドラッグストアのほうが近い働き方です。

改めて、ドラッグストアが選ばれる3つの理由

働きながら手に職がつけられる「登録販売者」という公的資格

「登録販売者」と聞いても、就活の段階ではピンとこないかもしれません。ひとことで言えば、ドラッグストアや薬局で、一般用医薬品の販売と相談対応ができるようになる公的資格です。かぜ薬や胃腸薬、鎮痛剤といった第2類・第3類医薬品を扱い、お客様の症状をうかがって適切な商品をご案内する役割を担います。

第2類・第3類は、市販薬の約9割を占めます。そしてこれらの薬は、薬剤師か登録販売者のどちらかが店舗にいなければ販売できません。つまり登録販売者は、地域の店舗が薬を扱うために欠かせない存在ということです。

しかも、薬剤師が6年間の薬学教育を経て国家試験に臨むのに対し、登録販売者は学歴・学部・年齢・実務経験を問わず受験できます。文系でも、薬の知識がゼロの状態からでも目指せる。働きながら手に職をつけられる資格です。

参照元:全日本医薬品登録販売者協会(https://zenyaku.or.jp/aiming

入社してから、働きながら取得できる

サンドラッグでは薬剤師以外の全社員に取得を推奨しており、入社1〜2年目での取得を目指せるよう支援の仕組みが整えられています。

サンドラッグの登録販売者サポートの流れ

独学で挑むのではなく、会社の仕組みに乗って進められる。この違いは大きいと思います。

資格を取った先に描ける将来像

資格を取ることで、まず接客の中身が変わります。「たぶんこれが合うと思います」ではなく、「この症状なら、この成分がこう作用します」と言えるようになる。知識に裏づけがあるからこそ、お客様の悩みに踏み込んだ提案ができるようになるのです。

そして資格は、その先の選択肢も広げてくれます。

サンドラッグの中では、店長やスーパーバイザーとして店舗をまとめる立場へ進む道のほか、漢方アドバイザーや栄養アドバイザーといった社内資格を重ねてお客様から指名される専門家を目指す道も選べます。どちらに進むとしても、登録販売者の知識が土台になります。

視野を会社の外に広げても、この資格の価値は変わりません。第2類・第3類医薬品を扱う店舗は、ドラッグストアや薬局だけでなく、コンビニやホームセンター、スーパー、家電量販店にも広がっています。取り扱う店舗が増えるほど資格を持つ人は必要とされるため、薬を売るために欠かせない登録販売者の需要は、今後もなくならないと考えられます。

いちど取得すれば、強みは手元に残り続けます。たとえば、産休・育休からの復帰、転居による勤務先の変更、時短勤務への切り替え。ブランクがあっても専門性は失われないので、そのときの状況に合わせて働き方を組み立て直しやすくなります。

自分らしい将来を描くためにも、取得しておいて損のない資格です。

▶あわせて読みたい:医薬品登録販売者とは登録販売者の価値新卒でも登録販売者は取得できるのか?

店長の先にも続くキャリアの選択肢

サンドラッグでのキャリア選択例

店舗で働く仕事を検討するとき、多くの方が気にするのが「店長になったらその先は」という点です。ドラッグストアでは店長の先に、複数店舗を統括するスーパーバイザー、本部でのバイヤー、商品開発、人事、店舗開発といった道筋が続きます。現場を知っている人だからこそできる仕事が本部にもあるため、店舗経験が次の役割の土台になります。

サンドラッグでは入社直後の基礎研修から15年先までを見据えた教育カリキュラムを整備。さらにジョブローテーションと社内公募制度があり、入社時点で進む道を完全に決めておかなくてもよい環境です。

健康を支えている実感が、日々の接客の中にある

体調の相談や、飲んでいる薬との組み合わせについての質問が日常的に持ち込まれます。専門知識をもとにそれに応えることは、地域の健康を支える行為そのものです。実際にサンドラッグで働く社員に、その手応えを感じた場面を聞いてみました。

イラスト
佐藤来輝さん

売上よりも、お客様の安全を優先できた

風邪薬を求めて来店されたお客様について、服用中の薬との相性に気づき、販売を控えたことがあります。後日そのお客様から「あのとき飲まなくてよかった」と感謝を伝えていただきました。自分の知識が誰かの安全につながったと実感できた出来事でした。

サンドラッグ | 佐藤 来輝さん

来店頻度の高さもこの実感を後押しします。一度きりの接客ではなく同じ方と関わり続けられるからこそ、自分の提案がその後どうだったのかを知ることができます。

まとめ|自分の軸に合う業態を選ぶために

比較を通して見えてくるのは、どの業態が優れているかではなく、自分が何を大切にしたいのかです。最後に4つ、自分に問いかけてみてください。

接客を楽しみながら専門性を高め、いずれは店舗のマネジメントや本部の仕事にも挑戦したい。そう考える方にとって、ドラッグストアは有力な選択肢のひとつです。

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引用元:サンドラッグ採用公式HP
https://www.sundrug-recruit.jp/

全国展開するドラッグストアチェーン

サンドラッグは、全国展開しているドラッグストアチェーン。 15年先までを見据えた成長マップと、段階的な研修制度を整備していて、接客の基本から始まり、専門知識やマネジメントスキルまでを無理なく習得できる制度を持っており、未経験の方でも安心してキャリアをスタートできます。 将来的には、店長や本部スタッフなど多彩なキャリアパスが用意されており、一人ひとりが自分らしい働き方を実現できる職場です。

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