カウンセリング販売

ドラッグストアの販売員はどんなお仕事をするのでしょうか?ドラッグストア「サンドラッグ」に監修いただき、紹介をしていきます。
サンドラッグでは、販売員のことをカウンセリング販売職と呼んでいて、カウンセリング販売職という名前で紹介をします。
カウンセリング販売職(販売員)とは
サンドラッグの「カウンセリング販売職」は、ただ商品を販売するだけではありません。
医薬品や化粧品の専門知識を活かして、お客様の体調や肌のお悩みに寄り添い、商品をご提案する「相談対応型」の接客職。
信頼関係を築きながら、お客様の健康と美容を支える仕事です。
カウンセリング販売職(販売員)の業務内容
カウンセリング販売職では、以下のような業務に携わります。
医薬品・化粧品のカウンセリング販売

お客様の体調や肌質、生活習慣などを丁寧にヒアリングし、その方に合った医薬品や化粧品を提案します。
正しい使用方法やアフターフォローも含めてアドバイスすることで、安心感と信頼を高め、長く愛用していただくきっかけをつくる重要な業務です。
売り場づくり・商品陳列

季節やトレンドを意識した売場展開によって、お客様の目を引く工夫を行います。
たとえば新商品や話題の商品を目立たせるレイアウトや、見やすさ・取りやすさを考慮した陳列など、ちょっとしたひと手間でお店の魅力をさらに高めるポイントとなります。
POP作成・販促活動

商品の魅力をより分かりやすく伝えるため、手作りPOPやキャッチコピーを工夫し、販促活動を行います。
キャンペーンやイベント企画に携わることもあり、「この商品を試してみたい!」と思っていただけるようなアイデアを活かせる場面がたくさんあります。
レジ業務・お客様対応全般

来店からお会計までの一連の流れをスムーズに行うだけでなく、ご質問やご相談にも柔軟に対応するのがポイントです。
初めて使う商品についての説明や、ちょっとしたお悩みの相談など、お客様に寄り添う姿勢で信頼を築き、リピート利用を促します。
カウンセリング販売職(販売員)の魅力
お客様との信頼関係が築ける
定期的にご来店いただくお客様との関係性が深まり、変化や悩みを一緒に共有できます。
専門知識が役立つ現場
登録販売者資格の取得支援や、社内研修を通じて継続的に学べる環境があります。
自らの成長を実感できる
お客様への提案力、商品知識、店舗運営スキルなど、多くのスキルを身につけることができます。
カウンセリング販売職(販売員)に向いている人
- 人と話すことが好きで、丁寧に話を聞ける方
- 美容・健康に興味があり、日常的に情報収集している方
- お客様に対して「その人のための提案」をしたい方
カウンセリング販売職の1日


趣味推し活、飲み会
栄養士として「食で人を支えたい」という思いを胸に、サンドラッグでカウンセリング販売職として活躍。お薬と食事の両面から高齢者の健康を支え、ドラッグストアでの栄養士の活躍の場を社内外に広げることを目指しています。
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11:00出社
お客様に信頼感を持ってもらうため、身だしなみと笑顔のチェックをしてから売り場に向かいます。
他の社員にも自分から挨拶をするよう心がけています。 -
11:30接客対応
栄養の分類についてまとめられたパンフレットをもとに、お客様がどんな食生活をしていて、どんな栄養素が足りていないかなどを一緒に考えています。
ベストな提案ができたときは、とてもやりがいを感じます。 -
15:00季節に合わせた医療品の展開
花粉の季節は鼻炎薬など、季節ごとにお客様のニーズに合わせた商品を展開します。
入店した際にパッと目に付くような、印象的な陳列ができるよう意識しています。 -
20:00退勤
翌日の出勤者に向けてノートで引継ぎをし、他のスタッフと協力して閉店作業を行います。
少しでも退勤時間が遅くなると、周りが「あとはやるから早く帰りな!」と言ってくれるので助かっています。