ドラッグストアで得られる国家資格 医薬品登録販売者とは
登録販売者とは
登録販売者とは、一般用医薬品の販売を行うための専門資格を持つ販売員のことです。
特に、第2類・第3類の医薬品を販売できる資格として、ドラッグストアや薬局、スーパーなどで活躍しています。
第2類・第3類医薬品は、一般用医薬品の約9割(※)を占め、医薬品の専門知識を持ち、消費者に適切なアドバイスを行う重要な役割を果たします。
近年では、ドラッグストア業界の拡大や高齢化に伴う医薬品需要の増加により、登録販売者のニーズが高まっています。
資格を取得することで、医薬品販売のスペシャリストとしてキャリアの選択肢が広がる点が魅力です。
※情報参照元:日本医薬品登録販売者協会 記者会見資料[pdf](https://www.nittokyo.jp/files/news-06.14-3.pdf)
登録販売者の仕事内容
登録販売者の主な業務は、一般用医薬品の販売・管理・相談対応です。
具体的には、以下のような業務を担当します。
医薬品の販売
登録販売者は、店舗で第2類・第3類医薬品の販売を担当します。
薬剤師が不在の時間帯でも、登録販売者がいれば、これらの医薬品を販売することが可能です。
お客様の相談対応
お客様からの症状に関する相談に対応し、適切な医薬品を提案します。
ただし、診断や処方はできないため、必要に応じて病院への受診を勧めることもあります。
医薬品の管理
医薬品の在庫管理や、品質保持のための適切な保管・管理を行います。
健康関連商品の販売サポート
一般的な健康食品やサプリメント、衛生用品などの販売に関しても、お客様への説明を行うことがあります。
登録販売者の資格取得方法
登録販売者は、年齢・学歴・経験を問わず誰でも受験可能な資格です。都道府県ごとに実施される試験に合格し、登録申請を行うことで正式に資格を取得できます。合格後はドラッグストアなどで医薬品販売に従事でき、実務経験を積むことで業務の幅も広がります。
新卒でも取れるのか?
登録販売者の資格は、新卒からでも取得可能です。年齢や学歴に関係なく誰でも受験でき、企業によっては研修やサポート体制も充実。サンドラッグでは入社1~2年目での資格取得を推奨しており、実務と両立しながらチャレンジできる環境が整っています。